2017.11.18更新

肝斑治療に使われる薬とその成分の紹介

肝斑とは、特に頬骨のあたり左右対称にあらわれ、輪郭がはっきりせずもやっと広がる薄茶色のシミのことをいいます。
30代から40代の女性に多くみられ、シミに悩んでいる20歳から60歳までの間では3人に1人が肝斑だと疑われるシミを持っています。
治療がなかなか難しく内服薬や外用薬で治療を施すことが一般的です。

肝斑の治療薬によく使われる成分には、トラネキサム酸・L-システイン・トレチノインなどがあります。

トラネキサム酸は、内服薬にも外用薬にも使用されます。
トラネキサム酸には、肝斑を引き起こすもととなるプラスミンを抑制する働きがあり、色素沈着を防ぎます。

L-システインは、身体の中から代謝を助けるアミノ酸の一種で、メラノサイトの生成を抑えるとともに過剰にできた色素を肌のターンオーバーの力を高め排出します。
トレチノインとは、ビタミンAの誘導体です。
このトレチノインが肌に浸透することで、ビタミンA誘導体の作用により肌のターンオーバーが促進され、肌の奥にある色素まで排出することができます。

トレチノインは、人間に血液中にも含まれているものなので、アレルギーなどを起こす心配もほとんどありません。
また、肝斑だけでなく、しわやニキビにも効果があります。
トレチノインの特徴は、肌の古い角質を取り除き肌細胞を分裂し増殖させることで肌の再生を促す点です。
皮脂腺の働きをコントロールし、余分な皮脂を抑える効果もあります。

レチンAクリームには、肝斑への高い効果が期待できるトレチノインが多く配合されています。
レチンAクリームに含まれるトレチノインは、他のビタミンA誘導体に比べ効果が高く、肝斑の治療薬として使用することも可能です。
レチンAクリームを継続的に使用することで、肝斑の気になる色素沈着も次第に薄くなってきます。

肝斑の治療薬として、何かいいものはないかと考えている方には、ビタミンA誘導体のトレチノインが配合されているレチンAクリームを使ってみるのもいいでしょう。

レチンAクリームの正しい使用方法と注意点

レチンAクリーム肝斑の治療薬としても効果が期待できるレチンAクリームの正しい使用方法を説明します。
使用回数は、1日1回気になる個所に塗布します。
まず、肌に優しい石鹸などで素肌をきれいにしてから、清潔な手で直接塗布するのが一般的な使用方法です。
使用した後に保湿クリームでお肌をケアしておくと潤いが逃げずに安心です。

使用方法の注意点としては、スクラブ入りの洗顔料やアルコール成分の多い化粧品などお肌に負担をかける刺激の強い物とレチンAクリームとの併用を避けることです。
日中は、太陽の光が強いので、このクリームを使用している間は出来るだけ直射日光を避けるよう気をつけましょう。
口や目など肌の弱い部分への塗布は避けることです。

レチンAクリームには、ビタミンA誘導体のトレチノインが多く含まれているので、肝斑の治療薬にも利用できるほどの効果があります。
その分、効き目が強すぎる場合もあり、使い方が制限されることもあるので、使用方法には十分注意しておきましょう。
肌が慣れていないうちは、ビタミンA誘導体トレチノインの濃度が低いものを使うことをおすすめします。
ステロイドや抗生物質を含むものに比べれば、大きな副作用もないので安心です。

皮膚のかゆみや炎症、発疹など肌に異常が出た場合は、すぐに水などでクリームを洗い落とし、その後の使用はしばらく控えておきましょう。
これらの注意点に気をつけながら、正しい使用方法でレチンAクリームを使い続ければ、肝斑が気にならない肌に戻すことも可能です。
肌の活性化を促すトレチノイン配合のレチンAクリームは、肝斑だけでなくニキビやしわなどの肌トラブルにも効果があるので、肌トラブルに悩んでいる人はレチンAクリームを試してみるのもいいでしょう。

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