2017.08.16更新

肝斑は再発しやすく治っても油断禁物

肝斑は、頬の高い位置や額などに出来やすい一種のシミで、蝶のような形で広範囲に左右対称に広がっていることが特徴的ですが、このような独特の形状を持つ肝斑は、おもに30代から40代の女性に多く発症し、ホルモンバランスが崩れやすい更年期世代にピークを迎えることとなります。

そして、肝斑は、閉経後に症状が軽減する事例も多いことから、その要因は女性ホルモンに関連しているともいわれています。
そんな肝斑は、通常のシミとはその形成に於いて全く異なるシミでありながら、他のシミとの違いが分かりにくく、自己判断では他のシミと判別しにくいので、まずは皮膚科を受診して、自分のシミがどのような性質なのかを確定することが大切です。

また、肝斑のシミは、他のシミと同時多発的にできることも珍しくないため、素人判断することは難しいうえ、自己流でシミの間違った対処法を続けると本来の治療が遅れてしまい、その結果、シミが濃くなったり広がったりすることがあります。
さらに、肝斑は、治ったと思って安心していると知らない間に再発していることもあるなど再発が多く治療に長期間掛かる皮膚疾患でもあるため、長期的、継続的な肌ケアが必須となります。

このような肝斑が出来る大きな要因は、不規則な生活習慣やホルモンバランスの乱れなどが要素となっているという研究データがありますが、この皮膚疾患の治癒に真摯に取り組むためには、まず、規則正しい生活を送り、日常のストレスを減らし、充分な質の良い睡眠を取り、さらに栄養バランスの摂れた食事を心掛けることが重要です。

規則正しい生活習慣を続けることにより、やがてホルモンバランスが正常に整うようになることで、気になる肝斑の治癒が促進されるほか、悪化することを防いだり、さらなる肝斑の再発防止にもつながることとなります。
しかしながら、肝斑を再発させてしまう大きな要因として、実は、毎日の肌ケアにも大きな問題があることがわかってきています。

肝斑を再発させてしまう間違った肌ケアの方法

顔の両頬に大きく広がる肝斑は、化粧を施していてもシミの輪郭が浮き出て目立ってしまうため、女性にとって、外観上の観点や心理的にも切実な悩みとなっています。
そして、このような辛い肝斑をようやく治癒させて克服したはずが、また、いつの間にか再発してしまうということが少なくないのですが、実はその最大の要因は、毎日の間違った肌ケアの習慣にあるといっても過言ではありません。

肝斑ができやすい頬骨部の皮膚は他の頬の皮膚部位と比較し、皮膚が動きにくいという性質があるため、他の頬中心部の皮膚と較べて非常に刺激が加わりやすいという性質を持っています。
つまり、日常の生活習慣である洗顔や化粧、クレンジングなどによって、常に頬骨付近の肌は摩擦を受け、もっとも刺激を受けやすい部分ということになります。

そのため特に肝斑の症状がある肌の場合には、洗顔などによる毎日の間違った生活習慣の積み重ねによって、肌がこすられ、刺激を受けることで、よりシミが悪化したり、再発してしまうことがあるのです。
そんな肝斑の悪化や再発を避けるためには、毎日の肌ケアの生活習慣を見直し、肌にできるだけ刺激や負担を与えない洗顔方法や化粧法を実践することが必須となります。

そして、症状が酷くなる前の初期症状の頃から肌ケアを実践することがより効果的といえるので、再発を防止するためにも、極力肌をこすらない、刺激を与えない肌ケアを洗顔時や化粧時、クレンジング洗顔時などにも徹底することが大切です。

特に、洗顔やクレンジングの材料には気を配り、強い洗浄力のあるものは避け、できるだけ汚れを肌から優しく浮き上がらせ角質を傷めないものを選択するようにし、角質を剥がさないマイルドな洗顔料や極力刺激の少ないものを使用すると良いでしょう。

また、乾燥からの保護はシミ対策に於いて基本なので、日常の化粧水は、角質層のバリア機能を強化し表皮細胞が育つ代謝環境を整えることができる保湿化粧水や乳液、クリームなどを使い分け、肌の乾燥を防ぐことも重要です。

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