2017.09.04更新

肝斑と複数のシミが同時に発生することもある

顔に広がるうっすらとしたくすみは、肝斑と呼ばれるシミです。
日光黒子と呼ばれるシミは老人性色素斑で、その名の通り日光を原因としていてくっきりとした色素斑が特徴となります。
この日光黒子は左右対称ではなく、レーザー治療なども有効とされています。
ソバカスは3才ごろから発生し、その後思春期に特に目立つようになるシミです。

シミの治療方法は、その種類によって対処法が違います。
年齢を重ねることで沢山の種類のシミが、皮膚に重なっていることが多いのです。
肝斑の上に日光黒子がある場合や、ソバカスの下に肝斑が広がっていることもあるのです。
また日光黒子と思っていたシミが、実は炎症後色素沈着だったり対象性真皮メラノサイトーシスが含まれていることも。
まずは自分の顔にあるシミの種類を、しっかりと把握することが治療の第1歩になります。

シミの治療方法としては、皮膚科などで処方されるハイドロキノンやトレチノインが有名です。
ハイドロキノンは肌を白くする作用があり、ビタミンC誘導体やアルブチンなどよりも効果が高いとされています。
ハイドロキノンの欠点となるのが、浸透力が弱いということです。
そのためトレチノインと一緒に併用することで相乗効果が期待でき、ハイドロキノンの浸透力も高くなります。

ハイドロキノンとトレチノインの使い方としては、いつも行うスキンケアの一貫として肝斑や日光黒子・ソバカスなど気になる部分に塗ってください。
はじめはプラセンタエキスなどが含まれる保湿力の高い化粧水を、顔全体に塗ります。
プラセンタエキスなどの成分が浸透し、皮膚が乾くのを待ってから、めん棒などにトレチノインが配合されたクリームを少量、ソバカスや肝斑の部分に小さく広げないように塗りこみます。
トレチノインが乾くまで10分ほど待ってから、ハイドロキノンをソバカスなどの同じ部分に塗りましょう。
ハイドロキノンは薄く広げるように塗ることが大切です。
そしてもうひとつ、1時間経ったころにプラセンタエキスなどを含む保湿力のある乳液や美容液・クリームを塗ります。
またプラセンタエキスには活性酸素除去や抗炎症作用があると認められ、シミの予防や改善にも役立つとされています。

複合シミがまず肝斑の治療から始める

シミは1種類ではありません。
特に年を重ねた女性の場合、複合的なシミを持っている方が多い傾向にあります。
上記した通り、シミの種類によってその対処方法は異なります。
レーザー治療や皮膚のピーリング作用があるハイドロキノンなどを使った治療法など、さまざまです。
間違った治療方法をしてしまうと、消したいはずの色素沈着が濃くなってしまう場合もあります。

シミの治療をする場合、まずは肝斑から始めることが重要です。
なぜなら、肝斑はシミの中でも最も治り難いものだからです。
肝斑の原因は、ホルモンが関係しているといわれます。
精神的なストレスでホルモンバランスが乱れることも影響し、ほかにも過度のマッサージや物理的な影響も受けやすく悪化してしまいます。
濃いシミの下に薄い肝斑が広がっているため、気付かずに間違った治療を始めてしまうことが問題なのです。

肝斑は30代から40代の女性殆どにあるとされています。
しかし50代後半になると閉経と共に、薄くなったり消えてしまう傾向にあるのです。
肝斑は太陽の影響以外の要因が働き、色素沈着の4割を占める存在なのです。
肝斑の治療は1ヶ月から2ヶ月かけて改善させていき、それから他の治療をすることが適切な方法です。

肝斑の治療を行っている間も、皮膚の保護が重要となります。
保湿作用のあるプラセンタエキスなどを含んだ化粧品を利用したり、食事やサプリメントなどでビタミンCを多く摂るようにしましょう。
ビタミンCはキウイなどのフルーツ類に多く含まれ、食後に摂ることが有効といわれます。
ビタミンCはそのままでは吸収され難く不安定なため、化粧品やサプリメントに適さないといわれてきました。
しかし肌を美しく保ったり、免疫力と高める為にビタミンCはとても重要な成分です。

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