肝斑とは普通のシミとは違い、女性に出来るシミで男性には出来ません。
30代後半ぐらいから出来やすい傾向があります。
紫外線が当たる部分のメラニン色素が活性化されることによりシミが出来やすくなります。
また肝斑のシミはこのまま放置しておくと、メラニン色素が濃くなり、なかなか取れなくなってしまうため注意しなければなりません。

頬骨の高い部分などはマッサージなどの刺激を受ける場所でもあるため、こうした皮膚刺激が原因でシミが出来てしまう場合もあるため注意しましょう。
また頬骨の高い部分は紫外線が当たりやすい部分でもあるため紫外線対策が万全でないと出来やすくなりますので注意しましょう。

一度出来てしまった肝斑を改善する方法があります。
それはトラネキサム酸という飲み薬やヒトプラセンタで治療をすることです。
特に後者のヒトプラセンタは最近話題になっているもので、耳にしたことがある方もいるでしょう。
ヒトプラセンタはそれに含まれる成長因子が細胞分裂を促して新陳代謝事態をアップさせることで肌のターンオーバーを促進させて、色素沈着した古い細胞を排出させることでシミの改善を行なうことができます。

肝斑の原因は紫外線にあった?

肝斑は紫外線を受けやすい部分に出来やすい傾向があります。
原因は色々なものがあり、メラニン色素の沈着が原因である場合や、遺伝的な要素が原因となったり、皮膚への摩擦刺激が原因となる場合もあるでしょう。
また一番の原因要素は紫外線です。
紫外線を受ける女性 紫外線の影響を最も受けやすい時期は5月から9月ぐらいですが、一年中紫外線対策をする必要があります。
特に頬骨の当たりは顔で一番紫外線を受けやすい場所でもあるため、この部分はメラニンの生成が原因による肝斑が出来やすくなります。

予防するためには、原因となるメラニンの生成を抑制することが一番でしょう。
具体的には紫外線から肌を守り、メラニンの生成を出来ないようにすることが一番の防御策となります。

シミとの違いとは

シミと肝斑の違いは、両頬に左右対称出来てしまうかどうかです。
またシミの場合小さな点のような広がりですが、肝斑の場合は広い範囲で色素沈着があり、刷毛で塗ったようなシミが広がっている形状のものが多いのが特徴です。

肝斑のシミが残りやすい方は肌が元々白い方です。
色白の方に肝斑が出来やすい原因は、メラニンの量が元々少ないからです。
メラニン量が少ないと紫外線をそのまま肌に吸収させてしまい皮膚の深部へ紫外線の害が及びます。
元々肌の色が濃い方の場合、紫外線が当たると、メラニン色素を多く生成し、紫外線が皮膚の奥へ侵入するのを防ぐことが出来ます。
またメラニン色素は、若いうちは、皮膚の新陳代謝が行われるたびに排出されていきますので、元の皮膚の色に戻っていきます。

色白な方ほど肝斑が出来やすい原因的要素を持ち合わせているため、さらに紫外線対策は万全に行うべきでしょう。

若く健康な肌は新陳代謝によりメラニン色素が排出されますが、紫外線を毎日浴び続けたり、加齢とともに肌の新陳代謝は遅くなっていくため、メラニン色素が皮膚層に沈着し、肝斑となって肌に残ってしまうのです。

シミの原因でもあるメラニンは表皮のメラノサイトという細胞によって作られていきます。
このメラノサイトは、日々の紫外線の影響を受けてメラニンを放出させ、ストレスや不規則な生活、睡眠生活などの悪い影響によっても、肝斑をさらに濃くさせていく原因にもなるため要注意です。

肌の新陳代謝を正常な状態に戻すことによって、肝斑を出来にくくすることも出来ます。
新陳代謝を高めるためには、加齢など仕方がない要素もありますが、規則正しい生活を送ることや、十分な睡眠をとること、栄養バランスのよい食事を摂ることです。
またストレスも肌に大敵ですので、毎日ストレスをためないようにリラックスして過ごすことも大切なことでしょう。
不摂生な生活が原因で出来てしまうこともありますので、食生活や生活習慣に原因がある方は普段から気を付けていきましょう。

肝斑の予防法

日常生活の中でも肝斑を予防する方法があります。
それはとにかく肌のシミを消すためにすることと同様に紫外線に当たらないようにすることです。
普段から紫外線対策をしっかり行う必要があります。
肝斑が出来ないように外出するときは紫外線対策として日焼け止めを塗ったり、UV効果のあるファンデーションを塗りましょう
また日傘や帽子などで紫外線対策をすることも大切です。

一度出来てしまった肝斑も同じ場所に紫外線が当たることが原因で、その部分が濃くなってしまうため、悪化させないためにも、紫外線にあまり当たらないようにしましょう。

紫外線対策はスキンケアで肌を保湿することも重要になります。
何故なら肌の乾燥が原因で、紫外線の害を受けやすくなってしまうからです。
洗顔をする時は、洗顔料をよく泡立てて皮膚をこすらないように泡で皮膚をやさしく洗うつもりで行いましょう。
またタオルで顔を拭くときは決してこすってはいけません。
摩擦刺激が原因でメラニンが生成されやすくなるからです。
水気を取るつもりでやさしくタオルで肌の表面を押さえるようにして水分を取りましょう。
こうした小さなことの積み重ねによって肝斑の原因を取り除き、症状を少しずつ改善させていくことができます。

肝斑は飲み薬で治療をする!

肝斑の治療には色々な方法があります。
皮膚科で治療を行う方法や肝斑をレーザーで焼き切る方法などがありますが、トラネキサム酸を内服することが原因となるメラニンの生成を抑制することができるため、最も効果的な方法です。

内服薬には色々な種類のものがありますが、中でもトラネキサム酸が肝斑の治療に最も効果があると実証されています。
トラネキサム酸とは一体どのような薬用効果のある薬なのでしょうか。
トラネキサム酸は色素沈着抑制効果を持つ薬で、トラネキサム酸と共に他の美白外用剤と一緒に服用することによって美白剤との相乗効果が表れ、肝斑の症状を緩和させることで、改善させていくことができます。

トラネキサム酸は人工合成アミノ酸の一種です。
元々は止血剤として使用されたり炎症を抑える薬として医療現場で使用されていましたが、肝斑を改善する効果があることが偶然発見され、2002年度には厚生労働省で美白効果のある成分として正式に認証されることになり、皮膚科や美容皮膚科で肝斑の治療薬として用いられるようになりました。

紫外線や肌への摩擦などによって肌の内部で炎症が起こると、プラスミンという物質が発生し、肝斑を作って肌を防御するようにメラノサイトに命令を出し、メラニンが生成されてしまい、これが肝斑の原因となります。
しかしトラネキサム酸治療を8週間行うことにより、抗プラスミン効果があるため、プラスミンの働きを阻止することによって肝斑が作られるのを抑制することができます。
また出来てしまった肝斑に対しても、トラネキサム酸治療を8週間継続することにより、これから出来るメラニンを抑制することが出来るため、肝斑を改善させていくことが出来るのです。

トラネキサム酸の有効成分は、服用治療を8週間行うと、血液の流れによって皮膚の細胞の隅々まで届けられていきます。
表皮の深い部分にあるメラノサイトまで色素沈着抑制効果を持つトラネキサム酸が届くことによって、メラノサイトの生成を抑制することが出来るため、8週間服用治療を行うことによって肝斑を改善させていく効果を期待することが出来るのです。

肝斑の症状に悩まれている方は一度皮膚科や美容皮膚科などを訪れて相談されるとよいでしょう。
皮膚科では、個人個人の症状に合わせてトラネキサム酸や一緒に使用した方がよい美白外用剤を処方してくれます。
また処方される薬の量についても調整されますので、適切な肝斑治療を行うことが出来るでしょう。
肌の弱い方はあらかじめトラネキサム酸の処方量を少なめにし、様子を見ながら治療を行っていきます。
トラネキサム酸を使用しても問題がなければ、徐々に量を少しずつ増やしてさらに様子を見ながら治療を行っていくとよいでしょう。

薬局でもトラネキサム酸を手に入れることが出来ますが、服用する場合は薬剤師の指示や注意書きを守りながら服用することが大切です。
肝斑の治療をする場合は、やはり皮膚科で自分に合う量のトラネキサム酸を処方してもらうのが、一番確実で安全な方法です。
肝斑を病院で治療するメリットは自分の肌質や体質に合う適切な治療を行うことが出来るという点でしょう。

トラネキサム酸は安全性が高い薬剤ですが、ごくまれに副作用が出る場合もありますので、万が一、肝斑の治療中に副作用が出た場合は使用を一時中止した方がよいでしょう。

吐き気を訴える女性トラネキサム酸の副作用には、食欲不振や、吐き気が起こることがあります。
また元々血栓症などの病気がある方や血栓症の治療薬を服用している方はトラネキサム酸の服用はやめましょう。
トラネキサム酸には、プラスミンを阻害する効果があります。
プラスミンは血液の塊を溶かす作用があるため、血栓関係の疾患がある方がトラネキサム酸を服用すると危険な状態になってしまう場合があるため注意が必要です。

心筋梗塞や脳出血、肺塞栓症などの病気を持っている方や、家族が血栓症を起こした方や喫煙習慣がある方は、トラネキサム酸の服用はやめておきましょう。

肝斑の治療期間はどれくらいかかる

肝斑の原因となるメラニン色素の生成を抑制するトラネキサム酸を服用することによって肝斑を改善することが出来るのですが、トラネキサム酸の効果を実感することが出来るには一体どのくらいの期間が必要なのでしょうか。
トラネキサム酸による効果が現れるには、だいたい8週間程度は必要でしょう。

この8週間というトラネキサム酸の服用治療期間には、ある製薬会社の実験データーに基づいたものです。
トラネキサム酸の投与2週間後から20%の方が改善効果が見られ、投与8週間後にはおよそ80%以上の方に肝斑が改善されたという実証データーに基づいています。
色素沈着改善度判定基準という評価検査によっても8週間程度トラネキサム酸治療を行うことによって、改善率が上がったと報告されており、肝斑部位の明度が8週間程度で画像診断でも効果があると証明されました。
また最初の段階ではあまり症状の改善を感じることが出来なかった方でも8週間続けることによって症状の改善を感じることが出来るようになりました。

この8週間という期間は個人差がありますが、トラネキサム酸の治療を行うのであれば最低でも8週間は諦めずに続けた方がよいのではないでしょうか。

トラネキサム酸を8週間程度継続服用した後は、肝斑が改善された方であれば、服用を一旦休止して様子を見てもよいでしょう
肌の状態や体質によっては、8週間よりも早い段階で効果を実感出来る場合もあれば、その逆に8週間以上かかる場合もあるでしょう。

トラネキサム酸は抗プラスミン作用があるため、メラニンが作り出されるよりも前にメラノサイトの活性化を阻害する効果があります。
8週間服用治療を行っている間は、メラノサイトの活性化が阻害され続けられるため、メラニンを皮膚の中で生成することが出来なくなり、肝斑を効果的に治療することが出来るのです。

肌のターンオーバーは若い人であれば28日周期で行われ、加齢とともに遅くなり高齢者の場合だと56日程度かかるといわれています。
8週間の期間であれば若い方であれば肌のターンオーバーが2回から3回程度行われ、高齢者であれば8週間の期間で1回から1.5回程度行われる計算になります。

紫外線によるメラニン生成が起こるとメラニンが肌に残り色素沈着が肌層の中で起こってしまいますが、肌の新陳代謝によって古い角質が剥がれ落ち、新しい肌細胞が下から押し出されていきます。
この段階でメラニンも古い角質と共にうまく肌の外に押し出されていけば、メラニンによる色素沈着はなくなり、メラニンが原因となる肝斑も防ぐことが出来るのです。

8週間以上も肝斑の治療に時間がかかるため、人によってはこの期間が長いものに感じる方もいらっしゃることでしょう。
紫外線が原因による肝斑を根本的に解消するためにも、この期間は決められた処方量のトラネキサム酸を最低でも8週間以上は継続して服用し続ける必要があるでしょう。

トラネキサム酸の服用治療は肝斑の出来初めの初期段階であれば8週間よりも前にメラニンの生成を抑制しながら症状を緩和させていくことが出来るでしょう。
濃くなってしまった肝斑の場合は8週間以上の治療期間がかかりますので、長期戦で挑みましょう。
市販薬でトラネキサム酸の治療を8週間以上継続して行う場合は、やはり念のため医師と相談しながら治療を続けた方がよいでしょう。
皮膚科などの医療機関で8週間以上処方してもらう場合は、医師の管理化に基づいて薬を8週間以上処方されているわけですから、安心して服用することが出来ますが、自己責任で8週間以上服用している場合は、薬の副作用が起こる場合も考えなければなりません。
ちなみにトラネキサム酸は24時間以内には、体内に不要な分は排出されますが、何か異変があった場合は、医師にすぐに相談した方がよいでしょう。

トラネキサム酸を飲んでおりメラニンの生成を抑制する効果があるといっても、肝斑の治療期間中も紫外線対策は万全に行っていく必要があります
何故なら紫外線は肝斑の原因となる発症要因でもあるからです。
メラニン生成の原因となる紫外線からの害は少しでも防がなければなりません。
肝斑以外にも新たなシミが出来る可能性もありますので、外出する際には、日焼け止め効果のある化粧下地をしっかりと塗り、ファンデーションで肌を紫外線から守っていきましょう。

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